今、気になっていることは「笑ってはいけないホテルマン 面白いところはどこ?」ですがこんなニュースがあります。
「普通でいたいんです。
『普通の子』のオーラを出していたい。
『芸能人』という感じではなく、普通のままでやっていきたい」
凛(りん)とした瞳が印象的だ。
年齢より年上の人と話しているように感じるのは、意思を伝えるための自分の言葉を持っているからだろうか。
芸能界に入るきっかけは唐突に訪れた。
小学3年生の大みそか、東京・新宿の百貨店の喫茶店で家族と一緒にくつろいでいたとき、現在所属する芸能事務所の阿部由美子社長から声をかけられた。
「持っている表現力が特別だった。
ちょっとしたしぐさに非凡なものを感じた」と阿部社長。
ずっとあこがれていた世界。
家族と相談して、「とりあえず1年間、社会勉強のつもり」と飛び込んだ。
初めの1年は、思い描いていた世界とは違った。
オーディションで落選する日々。
「もう辞めようか」と思ったとき、大役を射止めた。
人気アニメを実写化したドラマ「美少女戦士セーラームーン」で重要な役柄に抜擢(ばってき)されたのだ。
「小さいときに七夕の短冊に『セーラームーンになりたい』って書いていたほど好きだった。
本当にやりたいと思っていた役だったのでうれしかった」
◇
普通の女の子はアイドルになった。
ドラマに映画、雑誌そしてCM...。
一歩ずつだが、着実にスターの道を歩み始めている。
県内の学校に通い、東京の仕事場に向かうというハードな生活を続けてきた。
「仕事と学業をこなしているときは、『絶好調!』って感じ。
体調を崩さないようにうまくコントロールしている」と話す。
ファンだけでなく、家族や周囲の人たちにも支えられている。
昨年はNHKドラマ「チャレンジド」に出演。
パニック症候群に悩む生徒役を見事に演じきった。
「普段の自分と違い、すごくおとなしい役は勉強になった。
極端に日常生活から離れたような、演技している自分を見て自分と分からないような役をやってみたい」
心身ともに成長を実感した1年だった。
今は、さらにタレントしての幅を広げ、人間としての深みを追い求めている。
◇
「東京の方がいいと思うこともあるけれど、やっぱり地元が一番落ち着く。
都会にはない温かさが、すごく好き」
昨年10月、故郷・小山市の「小山評定ふるさと大使」に委嘱された。
市にゆかりのある著名人が市をPRする同大使。
生まれ育った地元への愛着は強い。
家族も友人もいる。
まだまだ栃木からは離れられそうにない。
「もっと成長したい。
内面も含めて、成長したところを見てほしいから、何事にも一生懸命に取り組んでいく。
小さいころから応援してくれる人が多いので、初心を忘れずに頑張っていきたい」
天真爛漫(らんまん)な16歳にとって、新たな飛躍の年が始まる。
(是永桂一)
◇
【プロフィル】小池里奈
こいけ・りな 平成5年、小山市生まれ。
スカウトをきっかけにドラマ「美少女戦士セーラームーン」のルナ役でデビュー。
以降、グラビアやドラマ、バラエティー、CM、映画など多岐にわたり活躍する。
昨年10月には「小山評定ふるさと大使」に委嘱された。
「ベリーベリープロダクション」所属。
最終更新:1月7日7時56分
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