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戦国人気の中、生誕450年となる近江出身の武将石田三成(1560~1600)を切り口にした集客イベントが今年、居城・佐和山城のあった彦根市を中心に相次いで催される。
コンサートやご当地検定、観光ツアーと、知略で聞こえた三成にあやかり、あらゆる仕掛けを試みる。
花しょうぶ通り商店街は昨年9月、学者や郷土史家らと「生誕450年祭実行委員会」を結成。
今年は月1回のイベントを催す。
4月11日には大阪城(大阪市)近くでバロック音楽のコンサートを開く。
司馬遼太郎さんの小説「関ケ原」で豊臣秀吉と重臣の三成らが西洋音楽を聞く場面をイメージ。
同商店街の戦国ショップ2店がグッズを売り、三成をモチーフにしたゆるキャラ「いしだみつにゃん」が戦国のまちおこしをPRする。
秋には知識と愛着度を問う「三成検定」を初めて行う予定だ。
商店街で戦国グッズを売る「ひこね街の駅」の小杉共弘駅長(56)は「三成を生かしたにぎやかな取り組みにしたい」と話す。
彦根観光協会は1泊2日の「戦国ツアー」を3月20~21、21~22日に催す。
三成が西軍大将で臨んだ関ケ原合戦の古戦場を訪れ、彦根城博物館では佐和山城研究会の田附清子代表と大河ドラマ「天地人」で東軍先鋒で徳川家重臣の井伊直政役を演じた俳優、長森雅人さんの対談を聞く。
同協会の宿泊業者による初の共同企画。
ホテル・旅館の宿泊費は7500~3万6500円で通常より1割安い。
田井中徹宿泊部会長(45)は「観光は都市間競争が激しく、まち全体で受け入れる体制が求められる」として今後も共同の取り組みを続けるという。
一方、湖北地域などと連携して観光誘客を図る「びわ湖・近江路観光圏協議会」は2~3月に佐和山城跡、関ケ原合戦後に落ち延びた長浜市木之本町の「大蛇の洞穴」を巡るツアーを催し、広域観光につなげる動きも加速している。
最終更新:1月12日9時9分
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