今、気になっていることは「MacBookから異音が」ですがこんなニュースがあります。

フジテレビ開局50周年記念ドラマとして放送中の「不毛地帯」(木曜午後10時)。
主演の唐沢寿明(46)ら豪華キャストが迫真の演技を見せる舞台裏では、テレビドラマの枠を超えた高度なVFX(特殊合成)技術を駆使するクリエーターの姿があった。
フジテレビVFXプロデューサー、冨士川祐輔氏(41)を直撃した。
これまで「西遊記」「コード・ブルー」「救命病棟24時」といったヒット作のVFXを手がけてきた冨士川氏。
「不毛地帯」では、昭和の風景の再現に挑戦している。
「都心は開発が進み、昭和の街並みがそのまま残っているところは少ない。
でも江戸時代などと違って、視聴者は、実際に昭和の景色を見ている人が多い。
その中でリアルさを出すのは大変ですね」と、冨士川氏。
連続ドラマは、限られた制作期間の中での作業のため、事前準備が欠かせない。
中でも手間をかけたのが、第7話の千代田自動車工場のシーンだ。
撮影現場では、クロマキーと呼ばれる青いパネルが窓に張られていたが、完成した映像では、CGで作った工場内の様子が窓越しに見える。
CGでは、現在と異なる当時の自動車の製造工程を細かく再現した。
たった1分間の場面にもかかわらず、9人のスタッフが2週間かけて制作。
これでも異例の早さだというのだから驚く。
「通常では30人のスタッフが1カ月かける作業だと思う。
テレビドラマでは、制作期間が短い分、効率の良い作業を目指している」
制作期間が短い連続ドラマでは、作業効率の低下は命取りになる。
そのため、なるべく少人数で、なおかつ作業分担を明確にし、効率を上げることに重点を置いているというのだ。
「もし外部から同じ仕事を依頼されたら、『無理です』と言ってしまうくらいの、制作期間と内容です(笑)」
今後の見どころといえば、石油開発のシーン。
台本の出来上がりに先行し、掘削機の制作や、石油の飛沫の描写のシミュレーションテストなどを行っている。
「物語のクライマックスの1つなので、迫力のある絵にしたい」と、意気込む冨士川氏。
これだけの労力をかけているにもかかわらず、「目標はCGだと気付かれないこと」と、あくまで黒子に徹している。
「見ている側の感情の流れを阻害しないことが一番大切。
このドラマは、特にサラリーマンが、『分かるなぁ』と思うような、社会生活に渦巻く欲や嫉妬など、さまざまな人の感情が描かれている。
自分や周りにいる上司などと置き換えてみても、面白いと思う」
ドラマはいよいよ佳境に。
俳優陣の演技に加え、"縁の下の力持ち"の職人技にも注目だ。
(加藤弓子)
■「不毛地帯」
山崎豊子の同名小説が原作。
終戦後、11年に及ぶシベリア抑留という過酷な経験を経て帰国し、総合商社・近畿商事に入社した壹岐正(唐沢寿明)が高度成長期を時代背景に、ビジネスで世界を相手に戦う超大作。
竹野内豊、原田芳雄、天海祐希、小雪、多部未華子、岸部一徳、遠藤憲一ら豪華キャストが出演。
佳境に入ったドラマの大きな見どころは、中東の石油開発をめぐる戦い。
25日の回では、イラン・サルベスタン鉱区の国際入札に際し、他社の入札価格を入手しようと画策する壹岐と兵頭信一良(竹野内豊)がイラン国王の側近である医師ドクター・フォルジがいるモスクワへ。
シベリア抑留以来、2度と踏まないと誓ったはずのソ連に壹岐は渡る。
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最終更新:2月25日17時6分
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