今、気になっていることは「英訳について パート2」ですがこんなニュースがあります。

最愛の息子を殺されたサラリーマンの父親が、復讐(ふくしゅう)の鬼と化すバイオレンスアクション映画『狼の死刑宣告』には、何と12時間もの時間を費やし、ワンカット撮影された4分間強の追跡シーンがある。
【関連写真】映画『狼の死刑宣告』
本作はケヴィン・ベーコン演じる主人公のニックが、愛する息子を身勝手な理由で殺害したギャングに死の制裁を加えたがゆえに、報復の連鎖に飲みこまれる姿を描いたバイオレンスアクション。
ビジランテ(自警)映画の代名詞ともいえるチャールズ・ブロンソン主演の映画『狼よさらば』の原作者、ブライアン・ガーフィールドが著した小説「DEATH SENTENCE」の映画化で、過去の名作へのオマージュが散りばめられた骨太な一作だ。
臨場感あふれるアクションシーンの数々が見せ場となった本作だが、特筆すべきは主人公とギャング数名が立体駐車場で繰り広げる追跡劇。
駐車場の最上階まで一気に駆け上がるニックと、彼を追い詰めようとするギャングたちの息をもつかせぬ攻防が、4分間強のワンカット撮影で迫力たっぷりに活写されている。
とはいえ、複雑な構造をした立体駐車場でワンカット撮影を行うのは至難のワザ。
実際、リハーサルや機材の準備などに12時間を費やし、本番ではカメラマン7名、助手2名、クレーンに2名が動員された。
大切なのはタイミング。
全力疾走するベーコンを追ったカメラがそのまま、駐車場の手すりからクレーンに乗ったスタッフに手渡され、下階のギャングを撮影し、再び上階のベーコンの元へと戻る......という綿密なプランが立てられたが、さすがに一発OKとはいかず、7テイク撮影し、シーンが完成したという。
もちろん、ベーコン本人も本番中は終始走り続けなければならず、「カットできないから、一息もつけなかったよ。
おかげで演技する必要もなかったけどね」と苦労を振り返る。
観る者が映画の世界に引き込まれ、ニックと一緒に逃げている感覚を共有できるのも、ワンカット撮影ならでは。
たった一つのベストショットのために、努力を惜しまないスタッフ、キャストの執念があったからこそ、映画『狼の死刑宣告』は復讐(ふくしゅう)に燃える男の熱く濃厚なドラマを描き切ることができたといえる。
スーパーヒーローではなく、等身大の人間が主人公の本作を通して、「自分だったらどうするか?」とじっくり考えてみると、より味わい深い作品だ。
DVD『狼の死刑宣告』は3月19日からハピネットより発売(税込み:3,990円)
【関連情報】
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最終更新:3月9日14時48分
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