今、気になっていることは「ファイルの関連付けについて」ですがこんなニュースがあります。

【プレミアムシート】来月、朗読活劇「義経」上演
「危険な香りがするよね。
誰もやったことない舞台だから怖いけど、自分でもドキドキするほど楽しみ」。
さらりと言い放ったかと思うと、真っ白な歯を見せて笑った。
来月、奈良・薬師寺の特設舞台で、朗読活劇「一期一会『義経』」を上演する。
壇ノ浦で平家を滅ぼしたものの、兄・頼朝との不仲から奥州に落ち、ついに悲劇の最期を遂げる源義経。
その生涯を、朗読と芝居と音楽で描きあげる野外劇で、原作は司馬遼太郎。
「義経は血と運命に翻弄された人。
僕は大好きだし、そんな義経の思いを、司馬さんの文体を大切に読ませていただきながら現代に伝えたい」
本を手にしながら、ときに義経、ときに弁慶、ときに静御前と、すべての人物になりきり、語り分け、叫び、苦悩し、演じる。
表現のルールなどない。
「飛び出す絵本みたいになれば。
薬師寺という特別な場所がインスピレーションを与えてくれそう。
スリリングな舞台にしたい」
昨年、主演したドラマ「JIN?仁?」は、最終回が25・3%と、平成21年度の連続ドラマの最高視聴率を記録。
幕末にタイムスリップした脳外科医の苦悩を自分の血と肉とする好演で橋田賞も受賞した。
しかし当人は、「もう、忘れちゃった」といたってクール。
「過去はどうでもいい。
いま、しかない」
大学在学中からモデルとして活躍。
俳優に転向した当初はトレンディードラマなどにも主演。
181センチの長身、整った容姿で一躍人気俳優になった。
「デビューして数年は、俺ってすごいなと思ってた」と打ち明ける。
「でも、あるときから、『あ、俺ってしょぼいな』って。
俳優としての演劇的才能がそれほどあるとは思えない。
ただ、人に出会う才能だけはとびっきり恵まれてる」
映画「解夏(げげ)」で人間の内面に分け入るような繊細な演技を見せる一方、激しいアクションもこなし、硬派な人間ドラマにも存在感を発揮。
映像のイメージが強いが、社会派劇「ディファイルド」やミュージカル「ファントム」など舞台にも意欲的だ。
「役者は不特定多数の人に自分を認めてもらえて、喜んでもらえて、愛してもらえるすごい職業。
仕事以上の欲を満たしてもらってるのに、人生に安定なんて求めない」
40代を迎え、「役者としてこれからおもしろくなる」と自分に期待をかける。
今秋には、幕末の水戸藩士にふんした主演映画「桜田門外ノ変」も公開。
「いつも心がけていることは現場に本気で立つこと。
そして作品や周りの人に誠実であり続けること」
額にかかる髪を長い指でさりげなくかきあげる。
危険な男の香りにぐらりときた。
文・亀岡典子
■大沢たかお 昭和43年、東京生まれ。
大学在学中からモデルとして活動。
平成6年に俳優に転向してからは映像、舞台などで幅広く活躍。
代表作にテレビ「深夜特急」、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」、「解夏」(日本アカデミー賞優秀主演男優賞)など。
舞台「朗読活劇 一期一会『義経』」は6月5、6日いずれも午後6時半から、奈良・薬師寺の特設舞台で上演される。
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最終更新:5月29日16時21分
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